浮気について哲学した話①
去年あたりから世間が浮気フィーバーになりまして、男女問わず大騒ぎでしたね。
今回は浮気について考えたことを書きます。
浮気=悪いこと、というイメージは学校から教わるでもなく、いつのまにか身についている情報ですね。
実際に恋愛体験には「浮気」は付き物です。隣のクラスの何ちゃんが塾の誰それと浮気しただの、彼女持ちの三年生が一年生に手を出しただのと、ゲスい話題はみんな大好物です。
でも浮気が悪いことである理由を説明出来るでしょうか?
付き合っている人を傷つけるから?
非道徳的だから?
世間体が悪いから?
全て間違ってはいないと思います。
パートナーにとって浮気とは悲しい出来事ですし、世間から見たら非道徳的であると非難される事象の1つと見なされています。
ただ、ここで哲学科的に考えると、
じゃあ、その浮気がなんで悲しくて非道徳的だと見なされるようになったんだろう?
と気になります。
もし、パートナーが浮気しても悲しくならなかったら?
もし、世間から後ろ指を指される行いだと見なされていなかったら?
それは悪いことにはならないでしょう。
夫婦公認の恋愛や、冷めきったパートナー関係の場合そのようなことになるかもしれませんね。
また、浮気の話に付き物の「男女間の違い」も触れておくべきでしょう。
異性同性関わらず、恋人としてお付き合いすることに対して寛容になりましたが、
今回に限っては男女間の浮気に焦点を絞ってお話しします。
(LGBTの方々の間で、以下に述べる内容が違うな、と感じた方は是非教えてくださると嬉しいです)
ということで、前置きが長くなりましたが
これから、
①なぜ浮気をされると悲しいのか
②なぜ浮気は社会的悪なのか
③男女間の浮気に対する考え方の違い
について、哲学科のボンクラが考えます。