【哲学科】迷える高校生へ【入ると人生終わる】
結論:哲学科に関心がある時点で8割くらい終わってます。
こんにちは。ノーと言えない大学生です。
高校生の何割が哲学科に行きたいな〜って思うかは分かりませんが
「あれ…これ哲学じゃね?」という高二病的目覚めを経験する機会には
みんな恵まれているのでは?
例えば
1.誰も自分を愛してくれない
2.生きている意味が分からない
3.人生ってなんぞや
→おれってダメ人間★
みたいな考えです。
ちなみに私は高校時代、こんなことを悶々と考えてました。
哲学科に入りたいな〜入ってみてもいいかな〜って思ってる諸君は、
もしかしたら上記のような抽象的かつ、哲学的な悩みを持っているのかもしれませんね。
はたまた、私には想像もつかない現実的な困難への解答を求めているのやも…。
哲学科に入ることで、それらが解決するのか?ということが重要ですが、
結果を言ってしまうと
解決しません。
はい!解決しない!当たり前!
誰もお前を愛さない!
生きている意味分からない!
人生はゴミ!
私たちはダメ人間!!
ということが、
『私たちの感覚、知覚、脳みそ的なアレコレの限界では、分からない』
ことが分かります。
哲学科に入って、一番の収穫はコレです。
『一生分からないことが分かった』
↓
『一生これらの問題と付き合うしかないんだな。しゃーねーな』
って気持ちになります。
ウジ虫大学生がなに語ってるんだか、と思われるでしょう。
そこの未来ある高校生、きちんと勉強して哲学科入って、そこでもきちんと勉強すれば
こんなシラミみたいな大学生の500倍素晴らしい経験、啓示が待っています。
もっと具体的な話をしてくれ?
分かりました。
以下、哲学科に入学したメリット・デメリットを記載します。
メリット
・哲学者の名前を新宿を歩く人々の平均1.5倍くらい多く言えるようになる。
・論理的思考力が身につく。
・どんなことでも分析する癖がつく。
・本質を求める癖がつく。
・本質を求める故に根拠を求める癖がつく。
・根拠を求め続けるあまりに、友達の相談に対して「え、でもそれって根拠なくない?」などと言ってしまう。
・友達を失う。
・理屈臭くなる。
・友達が居ないので一日中好きなように時間を使える。
・哲学により詳しい他学科の「ああ、ニーチェのうんたらかんたら」みたいな話にきょどる。
・以上のことを総じて良い経験だと思えるくらいには諦めがつく。
デメリット
・恋人ができない。
デメリットが心配?
大学生になったら可愛い彼女、もしくはカッコいい彼氏と浴衣で花火大会に行きたい?
大丈夫です。全く問題ありません。
哲学科に入れば、恋人なんて契約関係とも言えない口約束なんてくだらねえ!!!と豪語出来るくらいにはなります。
それくらいヤバい奴になってください。
私はなれませんでしたけど。
ちなみに普通に彼女とか彼氏が居る人もいますよ。長続きしないだけです。安心してね。
長々と書いてきましたが、
受験生の諸君、哲学科も他の学科となんら変わりのない普通の大学生であることには違いありません。
だからちょっとニッチな学科だな〜と思って、安易に経済学科とか行っちゃダメですよ。
哲学科に行きたいなってチラッとでも思った奴が、経済学科なんて弱肉強食のサバンナで生きられるはずがないからです。
なんにせよ勉強頑張ってください。